海を越えて見えたこと 帰国報告会&映画上映会

海を越えて見えたこと 帰国報告会&映画上映会 を開催いたしました。
帰国報告会の1つ目は西条市国際交流協会の事業「第2回ヤングリーダー育成プログラム」の皆さんでした。
アメリカ合衆国のワシントン州日米協会と相互理解と親睦を図り、将来を担う若者が世界的視野を広げ世界に通用する真の国際交流人になることを目的とし、西条高校生が7月20日から8月5日まで研修してきた内容を発表しました。
「ホームスティ体験」、「CLTデザイナー社訪問で学び感じたこと」、「ベルビュー・チルドレン・アカデミーで日本文化を伝えてみて学んだこと」、「第二次世界大戦日系アメリカ人収容所跡地訪問で学んだこと」、「国立公園で感じたこと」など 1人1人アメリカでしっかり勉強してきたことを市民に伝えていました。
2つ目の帰国報告は、JICA教師海外研修においてパラグアイで研修してきた小松小学校の横井先生と橘小学校の近藤先生でした。「パラグアイには日本がありました、アクティブラーニング!」というフレーズが心に響きました。パラグアイについてもっと知りたいなという気持ちがでてきたのは私だけでしょうか?きっと多くの方が感じたのではないでしょうか?
3つ目の帰国報告はJICAのシニア海外ボランティアにおいてパラグアイで活動された松木さんによる報告でした。松木さんは海外ボランティア活動に参加されて、人生観が変わり、許容範囲が広がり、人間性が豊かになったとおっしゃっていてとても考え深い報告でした。
最後に上映した「世界でいちばん美しい村」はヒマラヤの大自然を舞台にそこで暮らす家族の絆を描いた内容でした。2015年4月25日のM7.8の大地震により300万人が被災し9000人以上の人々がなくなったネパール大地震で日本人写真家石川梵さんは大地震直後ネパール、カトマンズへ飛びジャーナリストと初めて最も被害が深刻というわれるヒマラヤ山岳地帯の震源地へ向かい、ジープと徒歩で2日間、山道を開拓しながら辿りついた震源地の村、ラプラックは家屋がことごとく破壊され、村は破壊していた。カトマンズからの報道からは見えてこないネパール大地震の現実ですが、カメラを通して現地の人の生活や表情がとても伝わってきた、すごくいい映画でした。
暑い中、足を運んで西条図書館にきていただいて、本当にありがとうございました。8月は西条で世界と出会おう!ということで、まだまだ、引き続き図書館で展示中ですので是非ご覧ください。
8月26日10:30~は西条福祉センターで新国際交流員、アンティーさんによる「ベトナム文化の紹介」を開催します。是非皆様をお待ちしております。